ギヤ、チェーンのトラブルの修理

いつもご覧いただき誠にありがとうございます、

さて最近電動車その他スポーツバイクのギヤチェーントラブルの修理が多くなっております、

ほとんどが日頃の不適切な保管方法とメンテナンス不良です、

自転車は法律のより年一回の点検が義務となっております、

電動車の場合

漕いでいると「バリバリ」「ガシャガシャ」!!

ととんでもない状態のままお乗りになっている方が大変多いです、

雨ざらし、整備不良、給油不良(不適切な油を使用)が主な原因です、

最近の電動車はパワーがあり、特に運送系、配達系の方の車両の方に多いトラブルです、

多いギヤで41丁、一番少ないギヤで6丁で最大で人間の漕いだ力の2倍約100キロ以上の力が41丁で半周分としても20丁で、一番小さいギヤに至っては3から4丁のギヤで受け止めています、

ギヤの歯1個に約30キロ近くもの力を受け止めてなおかつ回転数が41丁に比べて半端なく回されています、

巨大な力と回転による摩擦に常にさらされています、

その

重要なチェーン、ギヤーから油膜がなくなり金属同士が

擦れて

錆てしまい、

摩耗がどんどん進んで


このような状態になります、、、、刃先が細くとんがっています

もちろんギヤ飛び、パワーロスのため当然電池の消耗も多くなります、また最悪の場合はモーターが破損した方もおられます、

チェーンとギヤの隙間が多くなっていることだ下の写真でわかるかと思います、

↓ ちなみにこちらが新品です、

チェーンはピッタリギヤにフィットしているのがわかりますか?

今回は載せていませんが、マウンテンバイクなどの外装変速機のギヤ、電動車の小さいギヤも同じように(大ギヤより)摩滅します、撮影したのですが小さくて画像では誤差がわかりずらいので今回は大きいギヤのみで説明します、

電動車の場合は、ドライブギヤ大、モターギヤ小、後輪ハブドライブギヤ中、と

ギヤは3個、あとチェーン、と構成されています、

当然上記摩滅の修理の場合はギヤ3点、チェーン1点の合計4点の交換となります、

外装変速機の場合はまたまた難しいのですが、よく使うギヤばかり摩滅する場合があります、外装変速機は後ろのギヤ(カセットとも言いますが)は数が少ない上歯の山も低くギヤ板も多段変速のため薄くできています、

電動車のギヤよりも薄いこと、フロントギヤがでかい為特に後輪側のカセット(ギヤ)が摩滅しやすい特性があります、

(長持ちさせる秘訣は、まんべんなく色々なギヤ使うと、また、トルクを駆けないようにシフトすること、また定期的にチェーンギヤーをクリーニングすることが求められます)

たまにチェーンのみの交換を依頼されるのですが、一部のみの交換では問題は解決しません

歯飛びを起こします、

(すり減ったギヤに新品のチェーンは上記の画像見てもわかる通りしっくりフィットするはずもありません、特にチェーンとの引っかかり歯数が少ない小さいギヤが特に飛びます)

すり減ったギヤ同士なら取りあえず使えていたとしても一部のみ新品にしたとしても問題の解決にはなりませんので、技術スタッフのご案内を聞いた上でご理解の上修理をご依頼くださいませ、

ご使用状態、ご使用環境、ご使用年月、整備状態、保管方法、ご使用され方の癖、体重、またもともと備わっている自転車の部品構成により耐久性、整備の頻度、はそれぞれ異なります、

一部分だけの修理を依頼される場合は全体のバランスを損ねてしまう場合があります、

そもそも何が直したいか、を正確にスタッフにご相談ください、

わかりやすくご説明させていただき適切な修理をさせていただきます、

ご注意

自分で修理整備をされている場合一部だけ修理依頼される場合は、

修理の受付をお断りする場合がございます、

ご注意くださいませ、


今までは修理のご依頼には可能な限りご期待に添えますよう努力してまいりましたが

ご理解が賜れない難しいご依頼が増えてきたため、来月よりお断りする場合がございます。


法律により義務付けされています、一年毎の定期点検をお受けくださいませ。

自転車整備士の資格の持ったスタッフのいる店舗で有資格者による点検整備を受けてください、

適切な整備点検で安全、安心。よろしくお願いいたします。


難しいご依頼の実例

①某通販サイトで自転車を購入した修理または事故見積もりのご依頼、

 海外の業者が日本のアカウントを取って日本でネット販売、対応は英語メールのみ、

 日本に代理店がないため販売している自転車が日本検査法律に合致している等の

 品質の証明の確認ができない、

 また部品の調達が困難である、ため


②途中まで自分で整備、修理した自転車の分解したままの状態の修理依頼

 分解しているため、そもそもの故障の原因特定が困難である、部品が欠品しているため

 適切な修理作業が困難なため

③お客様の判断による修理依頼

 ワイヤー交換のご依頼

 実物を確認すると確かにワイヤーは切れているが、経年劣化と使用過多により

 ブレーキパッドも消耗(後に了承の上交換)調整、しかしバランスが悪い為

 ブレーキ本体に 問題が発生しているようだと伝えたが、

 お客様にご指定で本体は調整で様子を見ることに、

 様子をみてだめなら本体交換要と案内、

 のちにやはり本体がダメだった、

(ワイヤー切れのそもそもの原因は適切なメンテナンス不足、経年劣化、使いすぎのためパッドがすり減り取り合えずのワイヤー調整を行い、その影響がブレーキ本体をも痛めてしまい、ワイヤー作動領域が適切でなくなり後にワイヤーが切れてしまった。定期的な点検整備にもっと早く出していれば軽微な修理でよかったのでは)


お客様の判断(主観)による一部分のみの修理依頼

(一部を自分で整備部品交換など修理を行っているまたは今後行う予定の車両)


 故障の症状に合わせて不具合か所を自転車整備士が特定し適切に修理が必要です


 一部を自分で、一部分のみを修理依頼したいなど、

 お客様のご指定により本来しなければならない適切な修理ができない修理依頼


 自転車はバランスです、それぞれの部品の相性もあります、

 それを長年の経験で全体を診てバランスを整える 必要があります、

 

しかしながら一部分のみを指定されてもその部分のみは適切に修理できますが、

 全体のバランスは別問題です、

安全、安心、のためにも、ご自身の判断で修理依頼されることは

くれぐれもお気を付けくださいませ。

正確に不具合を教えていただくと自転車修理スタッフが適切にご対応致します。

ご予算もあるかと思いますがくれぐれもどうかよろしくお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。



㈲ダイワサイクルグループ CYCLE PIT ダイワサイクル

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